日本のゲーム業界を侵略するオンラインFPSゲーム「PUBG」とは?

「PUBG」という言葉を聞いたはあるだろうか?「PUBG」とは、日本のスマホゲーム業界に黒船の如く参入してきた韓国デベロッパーが提供する、オンラインアクションシューティングゲームである。

韓国のコアゲーマー向けオンラインゲームが日本のスマホゲーム業界に参入した事で起こる変化も含めて、考察していこう。

オンラインFPS「PUBG」とは

「PUBG」とは「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」の略称で、2017年12月にオンラインFPSゲームタイトルとしてSteam(PC版)とXbox One版でリリースされた。
※日本では、DMM GAMESで同時リリースされている。

ゲームは、最大100人のプレイヤーがオンラインで同時にログインし、マップ内に落ちている装備などを活用して最後の1人になるまで生き抜いていくバトルシューティングゲーム。プレイヤーは、どんどん狭くなるマップ内の安全地帯で、武器や装備だけではなく、車やバイクなども駆使してバトルロワイヤルを繰り広げていくという内容だ。

PUBG公式サイト

「PUBG MOBILE」上陸で変わる日本のスマホ市場

韓国ではオンラインゲームが非常に盛んなこともあり、「PUBG」は非常に人気の高い中毒性のあるタイトルして盛り上がりを見せていた。そして2018年3月頃から世界各国のスマホマーケットに「PUBG MOBILE」の配信が開始され、海外100カ国でダウンロードランキング1位を獲得している。

日本でも、2018年4月25日の事前登録開始からリリースまでの約1ヶ月間で約130万人が登録したとして一気に話題をさらったことは記憶に新しい。そして2018年5月、「PUBG MOBILE」がiOS版、Android版として日本市場で配信を開始し、市場を賑わすこととなった。

日本のスマホゲーム市場の変化とは?

日本のゲーム業界を侵略するオンラインFPSゲーム「PUBG」とは?2

ゲーム業界を見てみると、ガラケーからスマホへと変化したことで、ゲームがよりリッチに進化している。特にスマホゲーム市場が大きく膨らみ始めたきっかけとなったのが、パズル&ドラゴンズ(パズドラ)の登場だ。

パズドラを開発配信しているのは、ラグナロクオンラインを運営するガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)。ラグナロクオンラインは韓国企業が開発したオンラインゲームで、その運営をしているのが、ガンホーである。パズドラリリース前の業績は、決して良いとはいえない状況であったが、パズドラリリースで記録的大ヒットとなり、業績がV字回復したと言われている。

スマホならではの操作性で、RPGとパズルの2カテゴリーを連動させた新たなゲーム性はゲーム業界に翁衝撃を与え、広いユーザー層に受け入れられていったのだ。その後も、モンスターストライクや、Fate/Grand Orderなど色々な日本初のゲームが市場を塗り替えてきたが、ここにきて韓国企業が日本のスマホ市場を牽引する可能性がでてきている。

これまでのスマホゲーム市場は、比較的カジュアル要素や日本らしいカルチャーなどが入ったものが中心となって変化を繰り返してきた。今のように、日本文化でもなく、さらにコアユーザーが遊ぶオンラインFPSというジャンルがスマホゲーム市場を盛り上げているのは、数年前からすると考えられない状況と言えるだろう。

まとめ

ここ10年ほどで、無形物をベースにオンライン上で簡単に海外進出してビジネスを行える時代へと変化した。インタネットを利用する事業では、法人を各国に置く必要すらほとんどないという状況だ。(※なかには必要な国も存在している)

このようなビジネススキームが広がることで、ビジネスに対する国境がなくなるだけではなく、日本人の今までの文化ではないものも自然に浸透していくだろう。世界での流行が日本の常識になる時代も近いのかもしれない。

関連記事

誰もが知る人気ゲーム『スーパーマリオブラザーズ」シリーズ!愛されタイトルの歩み
スマホ&タブレット:いま旬のおすすめゲーム5選
任天堂switch&3DSソフトのおすすめはこれ!人気ゲーム5選
任天堂Switch PSVR 品切れ続出の人気ゲーム機の販売戦略を振り返る
VR市場は今後どうなる!?VR元年から見えるVRの夜明け